平成19年第四回練馬区議会定例会
一般質問(要旨)


練馬区議会自民党 小林 みつぐ


<区長の基本姿勢について>
質問1 国税へ移行が検討されている法人2税は、区財政へ及ぼす影響をどのように考えるか。
答弁(区長)⇒ 明確にはなっていないが、財務省案では、都区財調制度そのものが維持できない可能性がある。なお、都とも連携し、国に対して強く反対する要請をする。

<財源確保について>
質問1 都政および特別区政について、現在、都区のあり方検討委員会で検討されているが、区長は、都が示した4項目についての感想と、その検討に当たっては、区民の視点に立った検討が進められるべきと考えるが、見解を。また、検討委員会の情報提供が必要と思うが如何か。
答弁(区長)⇒ 区民とともに地域を発展させ、豊かな区民生活を実現するために、基礎的自治体である特別区がいかにあるべきかが議論の中心に据えられるべきと考えている。また、区民への情報提供については、広く区民に知らせる。

<行財政改革について>
質問1 国内外での経済情勢の影響が懸念されているが、来年度の予算編成に向けて、現時点で歳入確保の観点での考え。
答弁(区長)⇒ 経済情勢を十分注視して的確な税収把握に努めるとともに、引き続き収納対策の強化に努める。

質問2 収納対策の強化には企業の誘致も必要と考えるが。
答弁(区長)⇒ 優良企業の区内誘致についても検討する必要があると考える。

質問3 行政改革の更なる推進のため、新たな手法・制度を導入し取り組む必要があるが区長の決意は。
答弁(区長)⇒ 行政改革推進プランの手法等を活用し、持続可能な区政運営を着実に推進する。

<産業振興について>
質問1 商店街の装飾灯電気料金の全額補助を願うが。
答弁⇒ 20年度の予算に向け、更なる補助の充実を図る。

質問2 観光の目玉として区は、お酉様を活用し、イベントを開催する考えは。
答弁⇒ 伝統行事の日程に合わせた商店街イベントにも支援につとめ、特色ある商店街として積極的に広報する。

質問3 (仮称)産業振興会館の基本的な考えとスケジュールは。
答弁⇒ 今年度中に基本構想が策定し、平成22年度からの整備を目指して取り組む。

質問4 商店街の元気を確保するため、区内産業の振興に対する区長の認識と今後の対応は。
答弁⇒ 今後の商店街に対する支援を更に強化します。

質問5 都市農業の振興策として、地産地消の観点から農産物の直売ロッカー設置の補助の創設を提案するが、如何か。また、現在区の取り組みを具体的に問うとともに今後の計画についての考えは。
答弁⇒ 本年度中は、都市型農業経営支援事業の中で対応し、今後は制度として創設できるよう取り組む。また、農業についてのパンフレット作成を検討し、区内農業の振興と農地の保存に取り組む。

<地域密着型サービスについて>
質問1 地域密着型サービスの整備について、計画数に対する現在の進捗状況と将来の見込みを。
答弁⇒ 小規模多機能型居宅介護は、計画12ヶ所に対して6箇所で、認知症対応型共同生活介護および夜間対応型訪問介護は計画数に対して、概ね半数程度の進捗状況です。一方、認知症対応型通所介護と小規模特養については、整備が進んでおりません。また、課題も多くあるので、今後国の動向を踏まえつつ検証を進め、整備の促進に努める。

質問2 小規模多機能型居宅介護を積極的に推進するため、自治体独自の報酬加算など具体的な制度と事業者への加算と介護保険料との関係は。また、先進事例を踏まえて、区における制度の有効活用が可能か。
答弁⇒ 本年6月から、一定の報酬を独自に加算ができる仕組みになっており、これを適用した場合の介護保険料への影響額は最大で月額3円の試算をしている。なお、小規模多機能型居宅介護事業の整備を進めるため、来年度から独自の報酬加算の適用を検討する。

質問3 介護保険制度の対象にならない元気な高齢者に地域で利用できる施設を、小学校単位で、区独自で整備を検討すべきと考えるが。
答弁⇒ 今後とも現在の施設の有効利用を図るとともに必要に応じて利用できる施設を検討する。

<子育て支援策について>
質問1 今後の保育園の待機児童の解消策を伺う。
答弁⇒ 21年度から8年間に16園で、運営業務の民間委託化を進め、この財源の活用により私立保育園や認証保育所の誘致を図る。また、認可外施設の利用促進を図り、待機児の解消に努める。

質問2 子育て家庭の負担を軽減するため、子育て支援の各事業に組み合わせて使える無料利用券の配布を提案するが、考えは。
答弁⇒ 十分検討すべき事項と認識し、諸条件の整備を検討する。

<地域体育館について>
質問1 地域体育館の運営・管理を一体で地域に任せるべきで、現在の検討状況と今後の指定管理者制導入スケジュールは。
答弁(教育長)⇒ 現在、指定管理者制度の導入に向けて選定委員会で検討しております。なお、来年第1回定例会に条例案を提案し、指定議案を第3回定例会に提出する予定です。

質問2 SSCの懇談会での協議の進捗状況は。
答弁(教育長)⇒ 現在設立に向け調整しております。なお、引き続き地域の取り組みを支援する。

<みどりについて>
質問1 一年でも二年でも早くみどり30の実現を望むが考えは。
答弁⇒ 一年でも早く達成できるよう全力で取り組む。

質問2 中村のNTT社宅跡地を都市計画公園として取得するための規模と財源は。また取得に関する区の決意を。
答弁⇒ 都市公園として取得・整備する場合、1ヘクタール以上あれば都市計画交付金制度の活用が可能である。なお、用地取得に努め公園の開設を目指す。

質問3 校庭芝生化について、中村小学校の校庭芝生の管理運営と他の学校校庭の芝生化で区の協力と支援が不可欠であり、今後、行政の係わりについての所見を。また、芝生の殺菌剤使用に関する土壌検査結果と薬剤使用についての区の考えは。
答弁(教育長)⇒ 中村小学校の管理運営については、後年主体的運営をお願いするが、当面専門業者への委託を含め、積極的に対応する。また、他の学校校庭芝生化は、温暖化にも配慮した快適な教育環境をつくる狙いがある。なお、薬剤使用について、薬剤の残留状況を把握するため現在調査し、調査結果については、関係者や「芝生定例会」に報告する。

<都市型水害対策について>
質問1 今後の水害対策への取り組みに対する区の基本的な考えを。
答弁⇒ 都と連携を深め、必要な施設の具体的な内容が定めた計画が早期に策定されるよう全力で取り組む。

質問2 雨水の貯留管の設置工事の概要、完成年度とその効果を問う。
答弁⇒ 豊中通りの地下に延長2.4km、貯留量約2万5千m3の下水道管を設置する。効果は、周辺地域の浸水被害の一層の軽減を図る。

質問3 中村中学校の雨水貯留槽の機能と効果は。また、他の地域での小中学校や区立施設でも雨水貯留槽の設置を進めるべきと考えるが基本的な考えと、今後の予定は。
答弁⇒ 中村中学校の雨水貯留槽設置については、雨水を一時的に貯留、浸透させ、道路冠水を軽減するためです。なお、浸水被害の軽減に効果のある小中学校や区立施設に対して、地下貯留槽の設置を進める。